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【初学者も安心】通信講座の受講生サポートの種類と内容をチェック
通信講座を注文したはもののテキストとDVDだけが送られてきて一切の質問を受け付けてくれない!なんて人情のかけらもないような対応は、今時の通信講座はしていませんが、講座によってサポートの種類や内容は異なっています。
学習を進める上で必ずと言っていいほど分からない事や、一人で解決しづらい問題は出てくるものです。「自分であれこれ調査する事も勉強!」と割り切れる方は良いのですが、サラリーマンの方はそんな時間すらもったいないと考える方も多いのではないでしょうか。
特に社労士初学者の方は、右も左もわからない状態でスタートなので何かとサポートにたよるシーンも多いことと思います。自分に必要なサポートとは何かを把握しておいて、これから受講する通信講座がそれを満足しているのかをきっちりと下調べしておいたほうが得策です。
今回は、通信講座にどのようなサポートが存在するのかを整理したいと思います。
記事の目次
通信講座に必須の質問サポート
スタンダードな質問サポートですね、自学が主となる通信講座には必須ですから、万が一質問サポートがなかったり、やたら追加料金を請求するような通信講座はさけるべきと考えます。
質問サポートで抑えておくポイント
- 質問の方法(電話/E-mail/web質問フォーム/FAX/郵送)
- 質問の回数(無制限/回数制限あり/回数制限を越えるとそこから有料 など)
- 回答をもらうまでにどの程度日数がかかるか
極稀に「質問は郵送のみ受け付けます」と言う通信講座もありますが、それでは回答に時間がかかりすぎるのでE-mailまたはWEBフォームで質問が可能、かつ3営業日内に回答がもらえる講座を選択するのがベターでしょう。
あると嬉しい添削指導サポート
熱くなりやすいタイプの方は、自分はそれが正解と思っているが実は違っていたと言うことがよくありますので、専門の講師に添削してもらって指摘を受ける事で簡単に間違いに気がつくことが出来ます。
一人で孤独に勉強していると、モチベーション低下の原因にもなりますので、定期的に添削を受けることが刺激にもなりますのでおすすめです。
WEB学習システム、ITを活用したシステムサポート
Web学習システム(Eラーニング)で講義を視聴したり、演習問題が出来るサポートです。学習システムの技術向上は凄まじく、演習問題を何度かやっていくうちに苦手な分野の傾向がグラフ化されて視覚的にわかったりするように、統計を取ってくれるようなシステムを持っている通信講座もあります。
「なんとなくこの辺が苦手だな」と言うのは個人でもわかりますが、その辺をシステムが解析して明確に示してくれます(ある意味残酷ですが・・・)。この辺の統計を普段から蓄積しておけば、後述する学習カウンセリングを受ける際にとってもスムーズだったりするので積極的に活用していきたいですね。
通信講座を運営する会社の立場からすれば、このような統計情報はものすごく貴重です。なぜなら、教材の内容を変更したりブラッシュアップする事に使える、受講者の声そのものですからね。ITを積極的に導入している通信講座は講座の品質をもっと上げたいと考えている、と言い換えられなくもないので、管理人的にそこそこ信頼出来ると考えています。
誰か相談に乗って!そんなときの学習カウンセリング
勉強方法や学習の進め方で行き詰まってしまった場合に、専門のカウンセラーが相談に乗ってくれて、学習のプランニングをサポートしてくれます。初学者の方は、社労士の資格試験の全容が見えていない事が多いと思いますから、中々一人では学習計画を立てづらいものです。
「何を」「どのように」「何時までに」学習すればいいのか、迷ってしまった時に相談すると良いでしょう。
通信講座なのに生講義が受けられる!スクーリング制度
教室で生の授業を受ける事が出来るサポートです(追加料金が必要なこともあります)。パソコンの画面越しの講義動画も時間や場所を選ばないというメリットも多いのですが、生で講義を受けたほうが同じ目標を持っている同士触れ合えますので、下がってしまったモチベーションを上げる効果も期待できます。
なお、スクーリング制度を設けているのは、通学講座(学校に通うタイプ)と通信講座(お家で独学)両方を開設している資格学校、つまり大手が多い傾向にあります。
ライバルがいないと燃えないタイプの方はスクーリング制度は重視してもいいでしょう。まあ、一度行けば「良い刺激になる」と実感されると思います。
サポートメールマガジン
試験対策に必要な情報や試験の申し込み時期の情報や、ちょっとした息抜きコラム等を定期的に送ってくれるサポートです。通勤電車などで、あまり深く考えずにぼーっと眺めていたメルマガの情報は意外に頭に残っていたりするので、このような情報を購読しておいてナナメ読みする事も重要です。
受講者の評判も良好で、メルマガで励まされたりモチベーションを維持できたと言った声もありますので意外に侮れません。
法改正情報の展開
社労士とはいわば法律の勉強なので、法改正があった場合は可及的速やかに情報を展開してもらえる事が必須といえます。古い法文を頑張って覚えてもがっかりするだけですし、法改正された内容が問題として出題されることがかなり多いので、改正されたことを知らないと回答出来ない事になってしまいます。
また、単純に「改正されました!」だけではなく、改正によってどのような問題が出題されるかの予想も含めて情報提供してくれるような通信講座であればとても良いといえます。ここまで細かい話は資格学校の公式サイトなどに乗っていない事もあるので、直接問い合わせるのが手っ取り早いと思います。
未来への架け橋、就職・転職サポート
キャリアプランを一緒に考えて「人生設計」をお手伝いなんて記載されていることもありますが、要するに就職・転職の斡旋サポートですね。
よくある大手の転職サイト(リ◯ルートなど)経由だと、ただ資格を持っていると言うことだけで企業サイドへ人材紹介するので、どのようなカリキュラムや学習を経て社労士に合格しているのかの詳細までは企業へ伝わりません。その分推しが弱くなりがちなので就職に結びつく可能性が下がると言えます。
私が通信講座の転職担当営業ならば、「私共の通信講座を修了された方は他とは一味違いますよ!」と企業サイドへアプローチしつつ、通信講座の内容の詳細や強みを延々と話し込んでおく戦略をとっておくと思います。
通信講座を運営する会社経由で企業に紹介してもらえば、あなたの人物像を面接で確認するよりも前に、どの程度の知識量を持っているかが受講した「通信講座」の名前を出すことで推し量る事が出来るわけです。
ここで気がついてほしいのが、優れた学習カリキュラムの通信講座を選んで社労士に合格していれば企業としても即戦力候補なので、欲しい人材につながりやすいという点です。社労士に合格する前の通信講座を選択する段階から、就職活動は実は始まっているのです。
就職や転職を斡旋している通信講座は、企業と独自のパイプを持っている可能性も高いので、情報収集の意味で利用してみるのも手かと思います。
受講生サポートの種類と内容まとめ
サポートの種類に関しては多いに越したことはありませんが、当然提供する側としては人件費がかかるわけですから、多すぎるのも講座の価格を上げてしまう要因となりますので考えものです。
我々からすれば、サポートの数が多いからと言って、「受講料がこれだけ上がってる!」なんてことは分かるわけがありませんので・・・ここはシンプルに
“自分が必要としている受講生サポートが含まれているか?”
の視点で、通信講座を選択するようにしましょう。
通信講座にサポートの窓口があるということは、一人で勉強していては見えない情報にありつく事が出来るチャンスなので、思う存分活用して下さい。