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第54回(2022年度)社会保険労務士試験の合格発表!今年の合格率/合格基準点まとめ
2022年8月28日(日)に実施された第54回社会保険労務士試験の試験結果が厚生労働省の報道発表資料、及び全国社会保険労務士会連合会 試験センターのホームページにて公表されましたので、こちらのサイトでも情報をまとめてみました。
諸々の結果を踏まえた総括も掲載してますので、今回の試験のまとめとして参考にしてください。
記事の目次
第54回社会保険労務士試験の試験結果
受験申込者数
種別 | 今年度 (2022年) |
昨年度 (2021年) |
対前年比 |
通常受験者 | 51,231人 | 49,374人 | +3.8% |
科目免除者 | 559人 | 535人 | +4.5% |
公務員特例免除者 | 461人 | 524人 | -12.0% |
合計 | 52,251人 | 50,433人 | +3.6% |
受験者数
種別 | 今年度 (2022年) |
昨年度 (2021年) |
対前年比 |
通常受験者 | 39,792人 | 36,465人 | +9.1% |
科目免除者 | 465人 | 422人 | +10.2% |
公務員特例免除者 | 376人 | 419人 | -10.3% |
合計 | 40,633人 | 37,306人 | +8.9% |
受験率
種別 | 今年度 (2021年) |
昨年度 (2020年) |
対前年比 |
通常受験者 | 77.7% | 73.9% | +3.8% |
科目免除者 | 83.2% | 78.9% | +4.3% |
公務員特例免除者 | 81.6% | 80.0% | +1.6% |
合計 | 77.8% | 74.0% | +3.8% |
合格者数
種別 | 今年度 (2022年) |
昨年度 (2021年) |
対前年比 |
通常受験者 | 2,019人 | 2,831人 | -28.7% |
科目免除者 | 55人 | 33人 | +66.7% |
公務員特例免除者 | 60人 | 73人 | -17.8% |
合計 | 2,134人 | 2,937人 | -27.3% |
合格率
種別 | 今年度 (2022年) |
昨年度 (2021年) |
対前年比 |
通常受験者 | 5.1% | 7.8% | -2.7% |
科目免除者 | 11.8% | 7.8% | +4.0% |
公務員特例免除者 | 16.0% | 17.4% | -1.5% |
合計 | 5.3% | 7.9% | -2.6% |
合格基準点及び配点
本年度(2022年)の合格基準点及び配点
(1)合格基準点 |
本年度の合格基準は、次2つ条件を満たした者を合格とする。
① 選択式試験は、総得点27点以上かつ各科目3点以上 ② 択一式試験は、総得点44点以上かつ各科目4点以上 ※ 上記合格基準は、試験の難易度に差が生じたことから昨年度試験の合格基準を補正したものである。 |
(2)配点 |
① 選択式試験は、各問1点とし1科目5点満点、合計40点満点とする。 ② 択一式試験は、各問1点とし1科目10点満点、合計70点満点とする。 |
昨年度(2021年)の合格基準点及び配点※参考情報
(1)合格基準点 |
本年度の合格基準は、次2つ条件を満たした者を合格とする。
① 選択式試験は、総得点24点以上かつ各科目3点以上 ② 択一式試験は、総得点45点以上かつ各科目4点以上 ※ 上記合格基準は、試験の難易度に差が生じたことから昨年度試験の合格基準を補正したものである。 |
(2)配点 |
① 選択式試験は、各問1点とし1科目5点満点、合計40点満点とする。 ② 択一式試験は、各問1点とし1科目10点満点、合計70点満点とする。 |
令和4年度社会保険労務士試験に係る問題誤りについて
1 試験問題の誤りの箇所とその理由 |
択一式試験問題「健康保険法」の問6及び問10について、いずれも誤った選択肢について選択すべきところ、問6、問10ともに本来正答とされるべき選択肢(E)以外にも選択肢(A)が誤った内容のものであったため、選択肢(A)及び(E)が正答となった。 |
2 採点にあたっての措置 |
上記1に該当する問題の採点に当たっては、該当する2つの選択肢を正解とする。 |
本年度(2022年)の社会保険労務士試験合格者の各種内訳
過去10年間の申込者数、受験者数、合格者数の推移
試験結果からの総括
申込者数、受験者数については直近6年間の中では一番の人数となっており、コロナの影響をもろともせず社労士の社会的需要がかなり伸びている結果となってます。
ただし、合格率については逆に直近6年間の中では一番低くなっており、受験者数と反比例して難易度は爆上がりしていた結果となってます。
例年では合格基準に科目ごとの足切り点が設けられてますが、そちらも今年度の試験では設定されておらず、かつ問題誤りの件もあり、ここだけ情報を読み取れば比較的受験生にとっては優位な内容にも見えますが、結果的には純粋に試験問題そのものの難易度が高かったと結論付けれそうですね。
まぁ、何はともあれ今年合格された方はおめでとうございます!
あと一歩だった方は来年の本試験に向けてしっかり準備をしていきましょう!
参考リンク
第54回(令和4年度)社会保険労務士試験の合格基準について(PDF) | 厚生労働省
社会保険労務士試験の合格基準及び正答について(PDF) | 社会保険労務士試験オフィシャルサイト